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奉仕の基盤

世界の健康増進に力を注ぐLCIF

エリザベス・エドワーズ 2022 年 04 月 25 日

世界は苦しんでいます。私たちの環境、つまり私たちの住みかは、土壌、水、空気の汚染に耐えています。竜巻や大洪水などの災害により、私たちは地球温暖化がもたらす惨状を思い知らされています。大気汚染により毎年700万人が命を落とし、海面上昇と森林破壊は生態系全体を脅かしています。こうした課題は緊急性が高まり、加えて災害の規模も圧倒的になってきています。

ライオンズとLCIFは、地球をできるだけ最善の状態で維持しようと全力を尽くしています。

毎年4月22日のアースデイには、地球を守り、より持続可能な未来を次の世代のために残すため、これらの課題に取り組む必要性を改めて認識しようと、この日を記念するイベントが世界中で開催されます。

ライオンズとレオは、アースデイでもそれ以外の毎日の生活の中でも、健全な未来を創造することが大事だと認識しています。ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の支援を受けながら、ライオンズとレオは、地球を住みかとする人間、植物、動物に長期的かつ生態学的にプラスの影響を与える事業を率先して推し進め、希望を広げています。

より健康な世界を実現するために希望を植える

地域社会から環境に影響が及ぶほどの変化を起こすのは途方もないことのように思えるかもしれませんが、ライオンズとレオは、大きな変化をもたらすために、たとえばあるとき木を1本だけ植えるなど、ほんの少しの変化を積み重ねることが重要であることを理解しています。

イタリア・ブレシア州のレオは、地域社会と自分たち、そして次の世代に目を向けて、より健康的な未来を目指し、キアリ市の改善と地域(人と野生動物)の健康と幸福のために活動することを決めました。

若い人道主義者たちは力を合わせて閑静な森を作ることで、スモッグを減らすと同時に、レクリエーションや運動に最適な、穏やかで緑豊かな場所を作り上げました。

2,500ドルのLCIFレオ奉仕交付金を得て、ライオンズは市の農業研究所の専門家との連携を担当し、レオは森の設計、苗木の提供者の選定、地域の気候や地形に適した樹種の選定を行いました。

交付金の承認を受けてから3か月以内に、35人のレオとライオンが持続可能な「レオとライオンの森」を新たに作るために植樹し、街路樹も100本植えて、街に新鮮な空気と希望を吹き込みました。

今後何世代にもわたってこの森から恩恵を受けるでしょう。また、このことが他の地域にとっては、環境の良き管理者になろうという気持ちを起こさせる、インスピレーションの源となります。レオはライオンズや地元自治体と協力し、追加資金の獲得を継続して、プロジェクトの持続可能性を確保しています。

救いの手を差し伸べる

イタリアのレオとライオンズは、LCIFの支援を受けて結束し、手を差し伸べることでより健全な世界を実現するライオンズコミュニティの一例に過ぎません。

リサイクル活動を行うことから、すべての地域がきれいな水を得られるようにすることまで、ライオンズとLCIFは、地球をできるだけ最善の状態で維持しようと全力を尽くしています。2020年7月1日から2021年6月30日までの期間に、LCIFが環境を支援するために拠出した交付金は168,091米ドルに上ります。

ライオンズまたはレオが環境事業の支援を受けることに関心を持った場合、大規模な設備や建設が必要な大規模事業のための人道支援マッチング交付金、地域の事業を支援するための地区及びクラブシェアリング交付金、若者が人道的事業を行うためのレオ奉仕交付金のいずれかを申請することができます。

環境事業関連の援助交付金の申請方法を詳しく知れば、持続可能で健全な未来を創造するためのライオンズの活動を支援するLCIFは、より一層ライオンズに貢献できます。

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エリザベス・エドワーズは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)のコンテンツスペシャリストです。

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